公園計画及び設計

 公園には、遊びや憩いの場としてだけでなく、教育や有事の際の防災拠点など多様な機能が求められます。公園を計画するにあたり、地域に求められる機能を住民のみなさんの参加によるワークショップなどで把握した上で、これまで培った実績と専門的知識に加え、近年、強く求められる生物多様性の保全への配慮などSDGsを取り入れた提案をすることで将来まで永く愛され、評価される公園計画及び設計を提供します。

緑の基本計画の策定 
平成30年4月1日に国土交通省 都市局 公園緑地・景観課が出した「生物多様性に配慮した緑の基本計画策定の手引き」では、
 都市の生物多様性の確保に向けた取り組みを促進することが求められています。

 緑の基本計画は、市町村が緑地保全、公園の整備や緑化の推進に関して、その将来像、目標、施策などを定める基本計画です。(都市緑地法第4条)現状の課題や将来的都市像の変化を考慮すると共に生物多様性の確保にも配慮し、住民の意見を適切に反映することで、身近なみどりの豊かさを通じて、まちの魅力を創出し、引き出す計画づくりを行います。
水と緑のコリドー(回廊)整備計画(浜松市中央区(旧東区))

都市計画公園の見直し計画

 都市計画は決定したものの、長期間にわたり全面開設されていない都市計画公園の必要性を、現状の社会情勢を踏まえ、客観的かつ定量的評価手法に基づいて検証します。また、検証の結果、必要性の高い公園を効率的、効果的に整備するため、事業着手の目途を示す整備プログラムを作成します。

各種公園の構想立案・基本計画及び設計

 利用者に愛着のある公園を目指し、例えば、市民参加のワークショップの開催などを通して、地域の特色を生かした公園を提供します。また、各種公園のリニューアル整備などの設計も行い、生物多様性の保全にも配慮した地域に寄り添った憩い、潤いのある場として再生を目指します。

公園施設長寿命化計画

 現在、公園施設の老朽化が進んでいる状況があり、公園での安全・安心の確保が重要になっています。そのため、公園施設の維持管理を効率的、効果的に行っていくことが近年の公園整備の大きな課題です。コスト縮減や平準化を図るための公園施設長寿命化計画を策定します。

費用対効果分析

 公園の整備によって生じる価値は、憩いの場として、災害時の避難地として、生物多様性の保全に配慮した生物の生息地としての効果など、多岐・多方面にわたります。事業の費用対便益比を測定し、その効率性・透明性を明確にします。

各種スポーツ運動施設の計画及び設計

 サッカー場や陸上競技場などの各種競技について、市民のレクリエーションや各種大会での使用など、心身共に健康で文化的な生活の基盤となる場を提供するため、目的に応じたスポーツ運動施設の計画及び設計を行います。

遊歩道・親水施設・墓地などの計画及び設計

 遊歩道や親水施設の整備では、環境に配慮しつつも生物多様性の保全への配慮がされた自然を楽しむ仕掛け(ビオトープやエコスタックなど)を設け、レクリエーションの場や憩いの場としての魅力向上を図ります。墓地についても、市町の将来像を勘定した計画、設計を行います。

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