鎌倉時代の銅銭が大量に出土した、話題の遺跡群のシンポジウムが開催されました。
2017年5月13日
平成27・28年度に浜松市から委託を受け、当社において浜北区宮口に所在する遺跡群の調査研究を進めた結果、報道にありましたとおり、大量に出土した銅銭1,120枚は鎌倉時代に埋納されたものと判明しました。
5月13日(土)に市民ミュージアム浜北において、市民の皆様に向けた成果報告会が実施され、当社から環境文化部の社員2名が発表を行いました。大量に出土した鎌倉時代の銅銭は全国でも早い時期に埋められ、浜北の歴史を紐解く上で重要な発見となったという発表などがあり、来場した100名以上の市民は、話に興味深く耳を傾けるなど、盛況のうちに終了しました。
現在、関連企画として『宮口の遺跡群発掘調査速報展』と題して、同じく市民ミュージアム浜北歴史資料室(浜北文化センター2階)において発掘された遺物の展示が6月25日(日)まで実施されています。入場無料ですので、鎌倉時代の銅銭や古墳から出土した勾玉など、浜北の歴史を間近に体感してみてはいかがでしょうか。