国史跡・久能山(久能山東照宮)山上トイレの整備工事の地鎮祭が行われました

2026年3月13日
 久能山東照宮は、元和2年(1616)に德川家康の薨去後、その遺命により埋葬され、翌3年に二代将軍秀忠公の命により、1年7ヵ月のうちに完成し、同年に東照大権現の神号を受け、全国東照宮の創祀として、多くの人々から信仰と崇敬を集める神社です。境内には、静岡県唯一の国宝建造物である本殿・石の間・拝殿をはじめ、ほか13棟の重要文化財建造物群、国宝・重要文化財美術工芸品を収蔵する博物館が所在するほか、境内を含む約105万平方メートルもの土地が史跡として国の指定を受けています。
 近年では、度重なる大雨・台風の被害を受け、個々の文化財の劣化が懸念されていると同時に、諸外国を含む多くの観光客が訪れるようになりました。このような事情を踏まえ、久能山東照宮では、訪れる人々が、安心・安全、快適に境内に所在する文化財を見学して、その歴史的な価値を体感できるよう、令和3年度から26年に亘る長期の史跡整備事業を推進しています。当社は、プロジェクト全体マネジメント、調査・計画・設計の各種業務を積極的に受注してきました。
 今年度は、プロジェクト5年目として、境内博物館南側に、バリアフリー機能をもつ授乳スペース付きのトイレ整備工事に着手しており、去る2026(令和8)年2月13日に地鎮祭が行われました。施主・久能山東照宮(姫岡恭彦宮司)さまをはじめ、工事関係者が参列し、厳かに執り行われました。
 当該工事については、株式会社フジヤマ一級建築士事務所(管理技術者:坂田昌代)が株式会社藏創(代表取締役:尾崎義孝)と共同で設計業務にあたり、施工は三井住友建設株式会社静岡支店(支店長:杉村悟)が担当します。当日は、刈初めの儀を共同設計者である尾崎氏が行い、当社からは、プロジェクトマネージャを代表して鈴木正道・静岡支店長が玉串奉奠をさせていただきました。
 工事は、本年12月初旬に竣工を予定し、来年度の初詣には参拝の皆様に新しいトイレをお使いいただけますよう、無事故にて滞りなく安全に進めてまいります。どうぞご期待ください。
【関係する受注業務一覧】
○(国宝)(重文)久能山東照宮本殿・石の間・拝殿ほか13棟防災施設工事監理業務(平成27~令和3年度)
○久能山東照宮廟所宝塔石柵等修理工事に伴う設計工事監理業務(令和2~3年度)
○(史)久能山歴史活き活き!史跡等総合活用整備事業に伴う測量設計及び工事監理業務(令和3年度)
○史跡久能山一之門整備工事に伴う設計及び工事監理業務(令和4~5年度)

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