平成29年度「みどり~な 水辺の環境教室」を開催しました。
2017年8月11日
株式会社フジヤマと一般財団法人浜松公園緑地協会は『浜松ホタルも棲(す)める良い自然プロジェクト』の一環として、「みどり~な 水辺の環境教室」を開催しました。
〔日 時〕8月11日(祝)9:30~12:00
〔場 所〕浜松市緑化推進センター(通称:みどり~な)
〔参加者〕親子のみなさん65名
〔講 師〕藤山静雄先生(信州大学理学部名誉教授・農学博士)
1.昆虫と植物の観察と採取(9:30~10:30)

「水辺の生きもの調査の手順と注意点」(藤山先生より)
- はじめに、藤山先生から、ヘイケボタルを育成している水路には、他にどのような生きものがいるかを調べることの重要性と調査方法の説明をしていただきました。
- その後「陸生生物班」「水生生物班」「植物班」に分かれ、それぞれ昆虫や植物の観察や採集に出かけました。
2.昆虫や植物の資料調査と観察結果の発表(10:35~11:35)
- 班ごとに採集した生き物を図鑑などで調べ「どこに」「何が」「どのくらいの数いたか」などを一覧表にまとめました。
- その後、各班の代表が、調査結果の発表と気付いたことや分かったことなどを発表しました。

ホタルが棲む水路での観察・採集の様子

採集した生き物の名前や特性を調べる様子

スタッフのレクチャーを受ける様子

採集した生き物の名前や特性を調べる様子
3.まとめ(10:35~12:00)

藤山先生からのまとめのお話
- 藤山先生から、現在ヘイケボタルを育成している水路は「流れの速さ」や「底の状態の違い」によって、生息している生きものの種類も数も異なるとの解説をいただきました。
- そのうえで、実際に生きもの調査をすることの重要性を理解し、植物を含めた多様な生物を保持することが「ホタルも棲める良い自然を作ることにつながる」と、まとめのお話をいただきました。
4.最後に
講義・観察会ともに、これまでと同様、遠方からの来場やリピーターの方も多く、盛況となりました。
株式会社フジヤマは今後も、浜松公園緑地協会のみなさまと「浜松ホタルも棲める良い自然プロジェクト」を推し進めるとともに、子供達に「多様な生き物と触れ合える機会」を提供してまいります。
株式会社フジヤマは今後も、浜松公園緑地協会のみなさまと「浜松ホタルも棲める良い自然プロジェクト」を推し進めるとともに、子供達に「多様な生き物と触れ合える機会」を提供してまいります。