2019年度「みどり~な秋の環境教室」を開催しました。
2019年9月20日
株式会社フジヤマと一般財団法人浜松公園緑地協会は『浜松ホタルも棲(す)める良い自然プロジェクト』の一環として、「みどり~な水辺の環境教室」を開催しました。
〔日 時〕2019年9月16日(月・祝)9:30~12:00
〔場 所〕浜松市緑化推進センター(通称:みどり~な)
〔参加者〕親子の皆さん106名、みどり~な職員、株式会社フジヤマ社員
〔講 師〕藤山静雄先生(信州大学特任教授・農学博士)
1.藤山先生のお話

生き物を調べると、そこが生き物に棲みよい場所かどうかわかります。
「ホタルも棲めるよい自然プロジェクト」の活動は、いろいろな生き物が棲める環境を未来に残す活動です。生き物は気温や日の長さなど季節に合わせて変わります。
特に昆虫は卵、幼虫、さなぎ、成虫という成長の段階があります。この公園でどんな生き物が観察できるか、そして生き物にとってここが生息しやすい場所なのかみんなで考えてみましょう。
「ホタルも棲めるよい自然プロジェクト」の活動は、いろいろな生き物が棲める環境を未来に残す活動です。生き物は気温や日の長さなど季節に合わせて変わります。
特に昆虫は卵、幼虫、さなぎ、成虫という成長の段階があります。この公園でどんな生き物が観察できるか、そして生き物にとってここが生息しやすい場所なのかみんなで考えてみましょう。
2.野外での昆虫採集、植物採集
- 昆虫採集班と植物採集班に分かれ、藤山先生をはじめ、緑化センターの職員やフジヤマのスタッフが同行して園内の緑地に出かけます。
- 昆虫班は草地や樹林地、枯葉を積み重ねた堆肥の中にいる生き物(チョウやトンボ、バッタなどのほか、コオロギやカブトムシの幼虫など)を親子で採集しました。また、植物班は園内の樹木や草などの葉や花、実を採集しました。


3.採集した生き物の分類と観察結果の発表
- 採集した昆虫や植物は、図鑑を使って種類を調べ、わからないときは先生やスタッフに聞きます。班長を中心にどんな生き物がどこにどのくらいいたかを表にまとめます。
- 各班の代表者(子供たち)は、教室の前に出て、自分たちの班が採集した昆虫や植物について、調べた結果や観察の中で気づいたことなどを発表しました。




4.講評とまとめ

- 各班の発表について先生から講評があり、「身近な公園の中にもいろいろな生き物がいることがわかります。多くの生き物がいる環境が人間にとっても重要なのです。そのために私たちは環境にやさしい生活を心がけなければなりません。」と説明がありました。
- 参加した親子の皆さんもあらためて環境の大切さを実感したようです。最後に、採集した生き物を園内の緑地に戻して環境教室を終了しました。
5.参加した皆さんのご意見など
- いつも親子で参加しています。
- 生き物が大好きですので、このようなイベントがとても楽しみです。
- 子供だけでなく、大人も楽しめます。
- 自分で調べるところ、互いに教えあうところがよい。
- もう少し昆虫採集の時間を長くしてほしい。
- どんぐりを使った工作などを企画してほしい。
以上のように、たくさんのご意見やご要望をいただきました。
スタッフ一同、今後の運営の参考にさせていただきます。
6.今後について
株式会社フジヤマは、自然環境保全のための取り組みを推進しています。今後も環境教室などを通し、子供たちに生物多様性の重要性を啓発してまいります。


はまホタくん
(C)浜松ホタルも棲める良い自然プロジェクト